水虫の治療期間と完治までにかかる費用はどれくらい?症状別に解説

水虫は発症部位に関わらず、白癬菌が原因であるため、同系統の薬を使用します。しかし、感染部位によって完治までにかかる期間が異なります。完治に時間がかかればかかるほどに治療費が高くなり、通院の負担も増すため、重症化する前に治療を開始することが大切です。ここでは、水虫の治療期間と治療費について、症状別に解説します。

症状によって費用と期間が違うことの説明

水虫の原因菌は白癬菌です。この白癬菌が感染した部位に応じて呼び方が異なります。髪の毛に感染した場合は「しらくも」、股部に感染した場合は「いんきんたむし」、身体の水虫は「ぜにたむし」、手の水虫は「手水虫」、足の水虫は「足水虫」と呼ばれます。

詳しくは、「水虫の症状を種類ごとに解説。あなたの水虫はどのタイプ?」をご参照ください。

趾間型水虫

趾間型水虫は指と指の間に白癬菌が感染して発症します。強い赤みやかゆみをともなう湿潤型、皮膚がヒビ割れを起こす乾燥型に分類されます。治療期間は軽度のもので約1ヶ月、重症例で6ヶ月程度とされています。水虫はどれも同じ系統の薬を使用するため、重症の場合はそれだけ多くの薬が必要になり、治療費が高くなります。外用薬による治療は、1ヶ月あたり約3,000~5,000円かかるので、6ヶ月で完治したとすると約18,000~30,000円の費用がかかります。

詳しくは、「症状別まとめ:趾間型水虫」をご参照ください。

小水疱型水虫

足の裏や指の付け根に小さな水疱が現れるタイプの水虫で、かゆみをともなうことがあります。治療期間は約1~3ヶ月で、比較的短期間で完治するとされています。そのため、治療費も水虫の中では安く済むことが多いようです。外用薬による治療となるので、3ヶ月で完治した場合は約9,000~15,000円の費用がかかります。

詳しくは、「症状別まとめ:小水疱型水虫」をご参照ください。

角質増殖型水虫

角質増殖型水虫は、白癬菌が感染した部位の皮膚が厚くなり、悪化するとヒビ割れを起こします。目立った症状が現れないため、治療の開始が遅れることも珍しくありません。治療期間は2~6ヶ月程度とされています。治療費は趾間型水虫よりも少し高くなる可能性がありますが、重症度で異なります。

また、治療には外用剤だけではなく内服薬も必要になることがあります。外用剤だけであれば完治に6ヶ月かかった場合に、約18,000~30,000円となります。内服薬には、テルビナフィン塩酸塩(ラミシール)があり、30日分で1,170円ですので、6ヶ月間の内服で外用剤と合わせて約25,000~37,000円の費用がかかります。

詳しくは、「症状別まとめ:角質増殖型水虫」をご参照ください。

爪水虫

爪に白癬菌が感染することで発症します。爪が厚くなり、色が濁ります。また、爪の表面がボロボロになったり、爪の周りに炎症が及んだりすることもあります。基本的に内服薬で治療しますが、治りが悪い場合は重層法やODT療法による外用薬の使用など複数の治療が検討されます。治療期間は約4ヶ月~6ヶ月で、複数の治療を用いた場合は費用が高くなります。

爪水虫は、外用剤だけではなく内服薬も必要になるケースが多いです。完治に6ヶ月かかるとすると、外用剤と内服薬で治療する場合、約25,000~37,000円の費用がかかります。

詳しくは、「症状別まとめ:爪水虫」をご参照ください。

しらくも(頭部白癬)

白癬菌が髪の毛に感染して発症します。感染部位の髪の毛が抜けて、円形に脱毛することがあります。治療期間は2~3ヶ月程度とされています。治療期間が短いので、費用は高くなりにくいと考えられます。

テルビナフィン塩酸塩(ラミシール)は、30日分で1,170円なので、完治に3ヶ月かかると3,510円かかります。なお、別途診察費や初診日、各種検査費用がかかるので、8,000~10,000円程度はかかると考えておいた方がよいでしょう。

詳しくは、「頭にできる水虫「しらくも」(頭部白癬)の症状と治療法まとめ」をご参照ください。

いんきんたむし(股部白癬

白癬菌が股部に感染することで発症します。他の水虫と比べて強いかゆみをともなうことが特徴です。また、左右対称に縁が赤い丘疹ができることもあります。治療期間は3~6週間程度と比較的短いです。治療期間は短くても、患部が広範囲に渡る場合はそれだけ薬の量が必要であるため、治療費が高くなります。

外用剤で治療するため、3,000~5,000円程度の費用で済むと考えられます。

詳しくは、「陰部にできる水虫「いんきんたむし」(股部白癬)の症状と治療法まとめ」をご参照ください。

ぜにたむし(体や顔にできる水虫)

顔や身体にできる水虫をまとめて「ぜにたむし」と呼びます。縁がうろこ状の発疹が現れます。発疹は円形か環状であり、その見た目から鱗癬(りんせん)とも呼ばれています。治療期間は1ヶ月~4ヶ月程度と水虫の中でも平均的な長さです。外用薬だけで治療することが多く、内服薬と併用が必要な症例と比べて安く済みます。

外用剤のみで治療して、4ヶ月で完治した場合には、約12,000~20,000円の費用がかかります。ただし、患部の広さによって必要な薬の量が異なるため、費用も変動します。

詳しくは、「体や顔にできる水虫「ぜにたむし」の症状と治療法まとめ」をご参照ください。

水虫の治療期間の一覧

症状別の治療期間をまとめると、以下のようになります。

症状名 外用・内服 治療期間 治療費(完治まで)
趾間型水虫 外用 1ヶ月~6ヶ月 約18,000~30,000円
小水疱型水虫 外用 1ヶ月~3ヶ月 約9,000~15,000円
角質増殖型水虫 外用・内服
(併用)
2ヶ月~6ヶ月 (外用剤)約18,000~30,000円
(内服薬)約25,000~37,000円
爪水虫 外用・内服
(併用)
4ヶ月~6ヶ月 約25,000~37,000円
しらくも
(頭部白癬)
内服 2ヶ月~3ヶ月 約3,500~4,000円
いんきんたむし
股部白癬
外用 3週間~6週間 約3,000~5,000円
ぜにたむし
(体や顔にできる水虫)
外用 1ヶ月~4ヶ月 約12,000~20,000円

治療期間に薬の費用を抑えたい方や、月に二回病院に行く時間がない方には、通販で処方藥を購入するのを検討しましょう。処方藥は治療効果が市販薬より高く、症状をより早く改善させる薬です。通常は病院で処方してもらうのですが、通販で購入することも出来ます。

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